こんにちは 芋川 ゆうき です。
日本共産党がジェンダー平等を綱領の中で本気で掲げました。
わたしはまだまだジェンダー平等に関しての知識も少ないので理解しなければいけないと思いまして、ジェンダー学習会に参加をしました。
今回は備忘録としてもアウトプットとしても書きだしたいと思います。
世界経済フォーラムにおけるジェンダーギャップ指数において
2019年 日本は153か国中の過去最低121位です。
これは4つの指標での総合指数から順位付けをするものです。
2018年 0.662 ⇒ 2019年 0.652
(男性を1.0として考えて、女性の指標がどの程度か。)
4つの指標は 経済参画、教育の到達度、健康と生存率、そして政治参画です。
今回の指標を引き上げているのは
■教育の到達度 0.983 順位 91位
■健康と生存率 0.979 順位 40位
今回の指標を引き下げている領域は
■経済参画 0.598 順位 115位
■政治参画 0.049 順位 144位
特に
①年収格差 0.541 順位 108位 (経済参画内)
②役員・管理職の男女比 0.174 順位 131位 (経済参画内)
③国会議員の男女比 0.112 順位 135位 (政治参画内)
④閣僚の男女比 0.056 順位 139位 (政治参画内)
となっています。
以下
この学習の中でわたしの琴線に触れた内容を箇条書きにします。
※ジェンダー平等は「女の苦しみをどうにかして」というだけの話ではない。「誰もが抱えさせられている苦しみから、みんな自由になろう」ということ。
※結婚で姓を変えるのはほぼ女性。男性は「タフであれ」と刷り込まれる。女の苦しみを見つめると、男の苦しみの元も見えてくる。
※40年前、仕事仲間にゲイと思われる青年が居た。彼を気持ち悪いと思い敬遠していた。その空気を感じた彼は職を離れた。当時の私は偏見の塊だった。
※幼少期から「女のくせに」と言われ続けてきました。土木技師として勤めた際には、「女は何をやっても男に負けるから、早く辞めれば」と言われました。パワハラ、モラハラ、女性差別が横行する職場は、男性と女性とを分断し、労働者の結束もはばみます。
※私にとってジェンダーの問題は、私自身を抱きしめるための言葉を手に入れることであり、あなたの尊厳を尊重する関係をつくっていく希望です。
※日本のジェンダー平等は世界から大きく遅れ、選択的夫婦別姓もハラスメント禁止法も同性婚も実現していません。これがジェンダーギャップ指数121位の実態です。
※派遣で働く女性が「契約更新の時期に上司から肉体関係を求められ、断ると契約を切られる。おかしいと思って上司に意見したところ『文句があるなら辞めてもらって結構』と言われ、会社を辞めた。悔しいけれど諦めていた。」と話をしてくれた。
※時々の支配階級が、人民を支配・抑圧するために、政治的につくり、歴史的に押し付けてきたもの
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