残してほしい・・・中根公園の長すべり台、形を変えて存続検討中

こんにちは 芋川 ゆうき です。

2020年に事故が起こってしまい、この間封鎖されていた中根公園の長いすべり台が、今後形を変えて存続するようです。

目次

中根公園の長すべり台とは

中根公園の長すべり台は平成6年に作られ、当時から子どもたちに大人気の遊具とのことでした。

目黒区でも数少ない敷地面積の大きな公園には、広い空間と生い茂る木々、夏にはじゃぶじゃぶ池も楽しめます。

そして、高台から木々を抜けて大きく長いすべり台があります。この地域で長いすべり台はめずらしく、近隣区からもたくさんの子どもが遊びにきていたようです。

すべり台の形状はただの直線ではなく、途中で一度平になってからまた、すべり下りるような作りです。この平の部分は一度にすべり下りるとスピードがとても速くなってしまうため、スピードを調節する役割もあったようです。

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※上記グーグルマップのリンクになりますが、事故以前のすべり台の写真を確認することができます。

子どもたちは遊びを通して、そのスリルも味わっていたのだろうと思います。

それでも、高台からさらに階段で上ったところから滑り下りるため、やはり危険性は高かったようです。

事故の内容

2020年に大きな事故が(骨折)2件起こってしまいました。
被害にあわれた、子どもさんの無事を願います。

所管課長に伺いますと、建設当時は特に公園の遊具についての規制は少なかったとのこと。

それゆえ、事故が起こると、「遊具の見直し」が行われました。

全国的に少なくなった遊具は「回転遊具」や「箱型ブランコ」他には、ぶら下がって遊ぶシーソーなどもあったようです。

子どもは大人が考えている以上に思いもよらない遊び方をするものです。

※ちなみに私は小学校の時にぶら下がる「雲梯」の上部横棒に座り、横棒を支点にして後ろに回りながら下りるという遊びをしていました。友達より早く下りる競争を加えたところ、勢いをつけ回り落ち、左手首を骨折したことがあります。恥ずかしい話、小学校5年生です。小太りでした。

その後の対応とリニューアルすべり台の設置について

事故が起こってしまった後、区はすべり台を封鎖しました。

当事者への適切な対応と合わせて、事故発生の調査を行いました。

その間、私のところにも、「すべり台撤去しないでほしい」という要望は多く寄せられました。

実際に区が行ったことは

①現状すべり台の安全性の検証

②近隣小学校児童へのアンケートなど

③現在の安全基準に照らし合わせた更新検討

④リニューアル案含め、地域への説明会、意見募集(2022年2月ごろ)

となっております。

本当に存続のために動いていただき嬉しい限りです。

リニューアル更新の図を見ると「チューブ型すべり台」案のようですね。
(※アンケートは終了しています。アンケートは79件寄せられたようです。)

個人的には木々に囲まれた自然の中のすべり台なので
もっと風景が見えるよう設計してほしいと思いました。

2022年度(2022年4月~2023年3月)に間に合うかどうかとのことですが、
ぜひ、安全性を担保したすべり台の設置を心待ちにしたいと思います。

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