『芋川ゆうき』と『カジノ』

こんにちは! 芋川 ゆうき です。

7月に予定されている東京都知事選挙に関連して

にわかに東京に「カジノ」が誘致されていくのではないかとの噂がでております。

日本共産党都議団の調査では、東京都が水面下でカジノに関連した調査を行っていることが明らかにされました。

実はわたしは「カジノ」に行ったことがあります。今回は、うっすらと記憶に残るこのカジノの体験を書きたいと思います。

【人生初の海外旅行・『イタリア、マルタ共和国』】

きっかけは友人の語学留学でした。その友人は英語を勉強しに留学をしたのですが、イギリス英語を目的にマルタ共和国に1年間行ったのです。その友人が「自分がマルタにいる時に来たほうがいいよ」との言葉に、少々無理をして動きました。

ソフトバンク時代の3年目くらいだったと思います。上司に無理を行って相談をしました。有休消化が難しいと判断したわたしは、3月の繁忙期をほぼ休みなく働き、「代休」と「公休」を合わせて約2週間の時間を作り、マルタ共和国へと向かいました。(代休は給料が出ないため、大変な思いをしました。)有休使わせてほしかった。

さて、イタリア経由で到着した、マルタ共和国ですが、イタリアのシチリア島近くに位置しています。当時はユーロ加盟前でした。通貨はマルタリラ、現ユーロ。首都はバレッタ。小型犬のマルチーズはマルタに関係しているとのことでした。ほぼ全土をバスで移動することができた記憶です。

首都バレッタ、ゴゾ島、イムジーナ、繁華街のパッチャビル。どこの場所かは覚えていませんが、「カジノ」が存在していました。

【カメラ撮影し入店・薄暗い店内、豪華な装飾、ふかふかの絨毯】

当時20代中ごろだったわたしは、「何事も経験」と思い、友人とカジノに入りました。

まず、入り口から店内に入ると、さらに受付が存在します。

そこで身分証明書を提出しました。(パスポートだったと記憶しています。)合わせて、年齢を何度も確認されました。(アジア系の顔は若く見られるようです。)その後、PCのwebカメラのようなもので、顔写真を撮られました。そして、カードを受け取りました。そうして初めてサービス店内に入ることができるのです。入店に関しては料金を払った憶えはありません。

店内の様子は、薄暗い明るさの中、豪華絢爛の装飾がされ、絨毯はふかふかでむしろ歩きづらさすら覚えるほどでした。広い店内で、いろんな卓が存在し、ディーラーが仕切っている卓、ジャックポットマシーンが連なっている場所。実にさまざまです。特にルールもわからないわたしは、ルーレットをしたことを憶えています。卓でお金をチップに換えてディーラーが回す玉がどこに入るかを賭ける。2倍~36倍まで存在するゲームでしたでしょうか。

時間にして1時間程度だったと思います。チップを換金場所で再度マルタリラに換え。店外へ出ました。夕方でまだうっすら明るかった空が、すでに真っ暗になっていたのを思い出します。そういえば、店内には窓がなく、閉鎖的な空間だったと今になって思います。

こうして最初で最期になるであろう「カジノ」の体験は終わりました。少しばかりお金は増えましたが、その反面、恐ろしさを覚えたことを憶えています。

日本に「カジノ」を創ろうとしている人がいます。「カジノ」には、いろいろな「仕組み」が存在します。客の囲い込み、逃がさない仕組み。熱くなってその場で、個人の限度額まで、吸い尽くす仕組み。閉鎖的な空間の中で行われるその行為のターゲットは日本の膨大な金融預貯金であることが示唆されています。

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