こんにちは!芋川ゆうきです。
今回は特殊詐欺対策の現状と現在の目黒区の対策を確認していきたいと思います。
目次
警視庁のデータから。現状に関して
まずは今年の最新のデータから確認します。
(警視庁ホームページ資料より抜粋)
9月末までの認知件数は14,254件、被害額は411.2億円です。
とんでもない数字です。
しかも認知件数ですから、被害を人に言えない、認知機能の低下などで、気づいていないというケースもありそうです。
ちなみに昨年度の状況は。
(警視庁ホームページ資料より抜粋)
昨年は認知件数19,038件、被害額は452.6億円になります。
被害者の約7割が65歳以上、とりわけ女性が被害にあっています。
次に年代を調べてみると、やはり65歳以上の高齢者の割合が多そうです。
(上2023年、下2024年9月まで、いずれも警視庁ホームページより。)
被害者の約70%程度が65歳以上だと確認できます。
しかし、65歳以上でも70代、80代だと特殊詐欺の内容などにも違いが出てきそうです。
また、性別では、とりわけ女性の割合が高くなっています。
これは、金銭を把握、管理している割合の状況など、いろいろな要因が考えられます。
目黒区での状況と対応について
さて、目黒区の状況を確認してみますと。
※アポ電状況について
(目黒区ホームページより)
https://www.city.meguro.tokyo.jp/seikatsuanzen/bousaianzen/bouhan/tokusyusagi.html
さらに、昨年は区報でも大々的に取り上げています。
https://www.city.meguro.tokyo.jp/kouhou/kusei/kouhou/megurokuho20230815.html
目黒区の対策の現状
①迷惑電話自動着信拒否装置(トビラフォン)の貸与
特殊詐欺の発端は固定電話だということです。
家に居ても、留守番電話にするなどの対策もありますが、目黒区では自動着信拒否装置の貸与を行っています。ぜひ、ご活用を。
https://www.city.meguro.tokyo.jp/seikatsuanzen/bousaianzen/bouhan/tobirafon.html
(目黒区ホームページ トビラフォン)
②詐欺被害の防止に役立つ自動通話録音機を無償貸与しています。
https://www.city.meguro.tokyo.jp/seikatsuanzen/bousaianzen/bouhan/taiyo.html
(目黒区ホームページ 自動通話録音機)
最後に。
ほんとに腹立たしい、特殊詐欺。根絶したい。
また若年層に関しては昨今闇バイトに巻き込まれてしまうケースなども報道されています。
また、投資を進める政府の影響もあり、投資を始める人も多いです。
すべてが悪いわけではありません。
しかし、直接お金が動くものですから、いまだにポンジスキームと呼ばれる投資詐欺も横行しています。
私も議員になる前に、似たようなものへの勧誘を受けたことがあります。
(Wikipedia 「ポンジ・スキーム」)
みなさんにおかれましても、気をつけてください。
メッセージなどお待ちしています。
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