【画期的】陳情採択:パートナシップ制度導入に関する陳情

こんにちは 芋川 ゆうき です!

先日閉会になりました目黒区第3回定例会にて画期的な陳情が採択されました!!

『すべての人の性的指向と性自認(SOGI)が尊重されるパートナーシップ制度導入に関する陳情』です。

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陳情の主旨

 2020年3月、目黒区のいわゆる男女平等参画条例が、名称も新たに「目黒区男女が平等に共同参画し性の多様性を尊重する社会づくり条例」といて改正されました。性の多様性の尊重を前面に打ち出した今回の条例改正は、目黒区に関わるすべての人に安心をもたらし勇気を与えるものに違いありません。

 もっとも、性の多様性が真に尊重される地域社会であることには、異性カップルとともに同性カップルもまた、その関係を自治体から承認され尊重されることが不可欠です。異性カップルと違い現状婚姻ができない同性カップルは、同性カップルであることを明かした上で、住宅を借りることや購入することに困難がある、病院での付き添いや説明を受けることに困難がある、地域社会の活動に参加することに困難がある、カップルでの子育てに不安がある等の様々な困難や不安を地域生活においても抱えています。

 こうした困難や不安を解消する施策として、他自治体が導入しているいわゆる「パートナーシップ制度」は極めて有益です。自治体が双方の性別に関わりなくカップルの関係を承認することで、区民や事業者の性の多様性の理解が進み、すべての人の安心感の回復・増強に繋がる実質的な効果が見込まれます。

 目黒区にも他地域と同様に一定数の同性愛者・両性愛者が現に生活し、納税しています。近隣区では同様の制度が導入済みであり、それにより自分らしく誇りをもって暮らしている同性カップルが増えているのに、目黒区では同制度がないために、同性カップルは不安な状況に置かれたままです。

【陳情事項】

 「目黒区男女が平等に共同参画し性の多様性を尊重する社会づくり条例」に基づく性の多様性を尊重する社会づくりの取り組みとして、すべての人の性的指向と性自認(SOGI)が尊重されるパートナーシップ制度導入に向けた協議を開始してください。

主旨は以上です。

採択については 「 」は人数

共産 = 採択 「5」

自民 = 退席 (賛否表明せず)「9」

公明 = 採択 「6」

フォーラム目黒(立憲・無所属) = 採択 「4」

新風 = 採択 「3」

無会派 = 採択「3」 不採択「1」 退席「1」

という賛否でした。

まだまだ陳情内容は「協議を開始してほしい」という内容ですから、具体化されるには時間がかかるかも分かりませんが、

区の事業において今後「パートナーシップ」を踏まえた視点で検討していくことになるという点では本当に大きな一歩だと思います。良かった。

議員として携わっている中で画期的な陳情採択に立ち会えたことも嬉しく思います。今後も、誰一人取り残さ無い社会の実現に向けて。地道に活動をしていきます。

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