こんにちは 芋川 ゆうき です。
文教・子ども委員会にて報告された
区民の方から目黒区内、私立認可保育園の補助金不正受給のことをたくさん聞かれるので
資料を載せておきます。
この報告は9月の文教・子ども委員会で報告をされました。
目次
どのような不正受給なのか。
3事業者、4園での補助金不正受給です。
内容は
【配置するべき保育士を配置せず、あたかも配置しているかのようにして補助金を受給していた】
というものです。
細かく説明をすると
国の基準の職員配置は満たしているが、目黒区の加配人員分を配置せず、本部の人員の名前などを記入して不正をし、人員分の補助金を受給していたというものです。
なぜ不正をしていることがわかったのか。
理由は2事業者に関しては、【内部告発】です。
別の事業者はその後の調査で分かったということでした。
(※委員会での答弁は後日、議事録が公開され次第。。。議事録公開遅すぎです。)
故に、内部告発がなければわからなかった。
ということは、しっかりとチェック機能が働いていないことが明らかです。
情けなさすぎます。
チェック機能はどうなってんの?
私立の認可保育園のチェックは東京都の領域です。
本来であれば、年1回、チェックしなければいけません。
しかし、この間の、待機児童解消のために民間企業含めた保育園がたくさん参入し、乱立しました。
このような状況に東京都は追いついていないため、チェックが年間に数%程度しかできていないというわけです。
こういった状況の中で、企業が悪意を持っていた場合はこのような事態になるわけです。
今回は補助金不正受給を返還させる計画であるとしていますが。
一番の問題は、この間、目黒区の配置基準が守られたいなかったわけです!!!
重大事故は起こらなかった。とするが、たまたまでしょ!!!
区は、重大事故は起こっていないとしていますが。。。たまたまでしょ!!!
昨今、ニュースでみる。子どものバス置き去りなど。。。人員配置削減や利益優先の歪みの中で悲しい事故が起こっているわけです。
本当に事故が起こらなくて良かった。
区は今後はチェック体制を目黒区独自で確立するとしていますが、本当に大丈夫でしょうか。また、今後の私立認可園へのチェックはしっかり行われるのでしょうか。
もちろん全ての私立の認可園がダメだとは思いません。
しかし、区は区内の公立園は15→10園に減らす計画を出しています。私立園は80園を超えています。そもそも公立園が少なすぎます。せめて、小学校区と同様に22園は今こそ必要です。
公立園の延長経験者を派遣して私立園の保育の質をチェックするなどともいっていますが。
その場だけで、やり過ごされてしまうことも往々にして考えられます。
保育園の民営化計画を見直せ!!!!
目黒区の子どもを守る立場をしっかりと見せろ!!!
※参考資料
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